25.02.10
1年生 学外学習
1月29日(水)、1年生の学外学習で中野島公民館(滑川市)を訪問しました。
これは地域・在宅看護論概論Ⅰの授業の一環で、地域で暮らす方々と交流を持ちながら、健康を維持するために日々の生活で工夫されていること、コミュニティでの繋がり、地域の特徴等を学ぶ事を目的としています。
毎週水曜日の午後に催されている介護予防ふれあいサロン「中野島いきいきの会」と名付けられたこの会は、まずキラピカ体操を行ってから、「カラオケひばりの会」主催のカラオケで楽しまれています。参加者は性別問わず、年齢73歳~89歳と幅広く、「〇〇ちゃん」とお互いを呼び合う、仲の良さが伝わる方々でした。
学生も参加者と一緒にキラピカ体操を行い、座談会を持たせていただきました。
学生からの質問
*生活の中で気を付けていることは何ですか?
→ 栄養(タンパク質)をしっかり摂る、運動をする、睡眠をとる
*健康の秘訣は何ですか?
→ 好きな事を続ける、みんなと一緒に笑う、仕事をする、わんわんパトロール、役割を担う
*楽しみにしている事は何ですか?
→ コーラス、絵本の読み聞かせ、カラオケ
介護予防ふれあいサロンは住民が中心に運営される、楽しく、気軽に誰でも参加できる「つどいの場」。集う場所をつくる、自宅から外出する機会をつくる、仲間づくりのために、積極的に活動されている素敵な場所でした。
レクリ エーション |
物理的環境 | 教育 |
経済 | 住民 | 安全と交通 |
コミュニ ケーション |
保健医療と 社旗福祉 |
政治と行政 |
その後、滑川市内の中学校区(滑川中学校、早月中学校)を散策しました。地域に住む人々の健康と暮らしを支援するために必要な地域の情報を確認することが目的です。情報を8つの項目に分け、所在地、情報の意味(暮らしへの影響等)を考え、マップを作って発表しました。
学生の感想
- キラピカ体操が楽しかった。
- 参加者は元気で、年齢よりずっと若く見えた。
- 近くに公園や桜の並木道があり、リラックスできる街だった。
- 病気を抱えていても自分で管理しながら元気で暮らしている。
- 町内にある駐在所が分かりにくく、緊急時にすぐ見つけられないと思った。
- のるmy carの回数は少ないが、バス停が近く学生の頃、使っていた。
- 8号線を挟んで南北では生活状況が変わる。(商店街、病院、役場等が近くにない)
25.02.10
高齢者疑似体験
2025年1月22日、富山市にあるサンシップとやまで高齢者疑似体験を行いました。
10代20代の学生は膝や肘の関節を固定し、ベストに重りを入れ、手袋をし、白内障を模した眼鏡をかけ、杖をつきながら、高齢者になりきって施設内を動きました。
新聞の細かい文字は判読が困難でした。
介助箸を使ってビーズやマカロニをつまんでみました。
いつも使っている小銭入れから、お金を出して飲み物を購入する体験もしました。
思いがけず、お金を落としてしまう場面もありました。
外に出て、信号機の色の見え方、そばを通る車の音の聞こえ方も体験しました。
学生の感想より
- からだが重く感じて、とても疲れた。
- 眼鏡をすることで緑色の文字は青く見え、色によってはわかりにくい場合があることが分かった。
- 信号はほとんど色がわからなかった。
- 友達の声が聞こえにくく、自然と自分の声も大きくなっていた。家で祖父が大きな声でしゃべるのはこういうことかと思った。
- 階段はどちらの足から動かせばよいか、迷った。
この体験を忘れず、今後の実習等で活かしてくれることを願っています。
25.02.10
2年生 第2回・第3回就職ガイダンス
2年生は6月に行った第1回 就職ガイダンスの後、夏休みや土日に病院見学に行く学生が見られるようになりました。次のステップとして12月に第2回、1月に第3回の就職ガイダンスを行いました。講師は第1回と同様、株式会社マイナビのキャリアサポート担当の方です。
第2回 就職ガイダンスでは、『動画で学ぶ病院・仕事研究講座』~看護方式・給与・勤務形態など誤解しやすいポイントをすっきり解決~ をテーマに、正しい病院選びについてみんなで考え、話し合いました。
初任給の高さ、看護方式、2交代や3交代などの勤務形態・・・病院選びをする上で何を重要視するのかは色々あると思いますが、正しい病院選びとなると、具体的にどのようなポイントを捉えたらよいのか、まだ理解できていないようでした。
動画を交えながら、内容の振り返りや自分の希望を書くワークをし、学生同士意見交換をした後、勤務形態、給与、休日制度など項目ごとに見方を教えていただきました。中には学生が思っていた見方ではない項目もあったようです。
教えていただいたポイントを踏まえ、気になっている病院の募集ページを確認してみました。最後に、病院を調べる上で大事なポイントをまとめ、終了しました。
第3回就職ガイダンスでは、『履歴書・面接対策講座』~実習マナーもおさらい!~をテーマに、実習や就職試験に向けてのマナーについて学びました。「社会に出るとマナーはできて当たり前」という話から始まり、相手に好印象を与える身だしなみ、TPOに応じたお辞儀、言葉遣いについてお話しがありました。
次に、履歴書の書き方について学びました。捺印や日付など基本的な内容から、自己PRと志望動機の伝わる書き方まで丁寧に教えていただきました。「どこの病院にもあてはまる」「ただホームページから引用しただけ」など学生の志望動機によくありがちなNG志望動機の提示もあり、わかりやすく学ぶことができました。
最後に面接試験について教えていただきました。服装や入室時のマナー、身だしなみ、集団面接、個人面接など面接試験の基本を学び、面接で大切なことは言葉を通して『自分がどんな人なのかを理解し納得してもらえる』ことであることを教えていただきました。
計3回の就職ガイダンスを通して、就職試験や将来のなりたい看護師像について多くの学生が真剣に考えることができたようです。一緒に参加した教員にとっても就職活動支援の確認になりました。学生には病院や施設実習で多く学び、見学会や説明会にもっと参加してもらって、自分にあった病院を選び、その病院で働けるように就職試験に向けて努力してほしいなと思います。
25.02.07
2/8(土)入学者選抜の実施について
今後の大雪予報を受け、明日2/8(土)の入学試験は1時間繰り下げて実施いたします。
気を付けてお越しください。
25.02.05
大雪による臨時休業のお知らせ
大雪のため、本日 2/5(水)午後~2/6(木)終日まで臨時休業いたします。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
なお、2/8(土)の入学者選抜は、今のところ予定通り実施します。
当日は気をつけてお越しください。
変更となる場合は、前日の17時までに受験者の皆さんへ直接お電話いたします。
25.01.31
3/27(木) オープンキャンパス開催決定!
3月27日(木)にオープンキャンパスを開催します。
当日のスケジュールやお申込み方法など、詳しくはオープンキャンパスのページをご覧ください。
下記リンクから該当ページをご覧いただけます。
25.01.28
2024年度学生学習交流会
2025年1月20日(月)、2024年度学生学習交流会を行いました。
とやまいぴーのメンバー(医師、薬剤師)、卒業生(介護福祉士)の方がたにご指導いただき、事例「富山さん」の在宅復帰を目指して目標(ゴール)を考える方法から多職種連携について学びました。
理学療法学科3年生16名、看護学科2年生17名が参加しました。学科混合の4グループに分かれ、初めて会った学生同士まずはグループ内で自己紹介をし、役割を決めました。足りない情報は富山さんに質問をして、集まった情報をアセスメントし課題を挙げるなどグループワークを進めました。
それぞれの専門的な視点から援助計画を立てましたが、目標(ゴール)が短期的なものとなっているグループが多くなりました。富山さんのこれからの生活を考え、どんな生活をしてもらうのか、本人や家族のニーズを捉えて考えることをご指導いただき、それぞれが目標(ゴール)を挙げることができました。今回、自分の目指す職種の役割を見つめ直す機会となり、さらに他の職種の役割・考える視点の違いを知るよい機会となりました。また「連携」の意味も少しは理解できたようです。
学生の感想
- 違う視点からの介入を知って、自分たちの視点と擦り合わせて方向性を導くことが、連携している感じで大変だったけど面白いなと思いました。
- 私たちは体の機能の面について考えることが多いが、看護学生はその人の生活を手助けしようとするということがわかった。
- 多職種の連携による情報共有や目標の設定など実践し学ぶことができました。
- 初めての経験でしたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。4年間の学校生活の中で、もう少しこのような機会があればなと思いました。
- 初対面でのグループワークが難しかった。
- 理学とは初めての交流だったけれど優しくて賑やかな人達で交流会を通してお話出来たのが良かったと思いました。
25.01.21
1年生 基礎看護学方法論Ⅴ 採血演習
1月15日、1年生は基礎看護学方法論Ⅴの授業で採血の演習を行いました。
最初に教員によるデモンストレーションで採血の手順を見学した後、患者役と看護師役に分かれて演習しました。
実際に採血を行う前にポイントを確認しながら、駆血の練習とシャープペンシルを使った穿刺のイメージトレーニングを念入りに行いました。
いよいよ学生同士による採血です。
針を扱うので事故がないよう安全に、教員が傍らで見守りながら慎重に実施しました。
【学生がつかんだコツ】
- 見つけた血管の少し手前から穿刺すること、血管の中心をめがけて穿刺することで血管が逃げない。
- アルコールで拭いた後は確認することができないので、出来るだけ目印を見つけておく。
- 針・アルコール綿・針捨て容器などの物品は、利き手側に置くことでスムーズに行うことができる。
- 針を抜く時は、アルコール綿を抑えるのではなく、抜いた直後に抑えると痛くない。
【学生の学び・感想】
- 学生同士で行うことで、患者の気持ち、看護師の気持ちがそれぞれ分かってよかった。
- 本当に血を採り合うことに不安を感じていたが、先生のデモンストレーションを見たり、シミュレーションを何回も行ったことで不安感がなくなり、落ち着いて採血を行うことができた。
- 看護師になりたいという気持ちがより強くなった。緊張したが2回目で血を採取できた時はなぜか(本当にできたのか)疑ってしまったが、採取できたことを改めて確認し達成感が湧いた。実際に看護の現場に出た際には、失敗のないよう努めたいと思った。
- 血管に入らず失敗した時は悔しかったけれど、血管が逃げる感覚が分かり新しい学びになった。
- 刺す場所がほんの少し内側(小指側)になるだけで針が体に入るときの痛みが強かった。自分が患者さんに刺す立場になった時は、できる限りスムーズにできるように頑張りたい。
24.12.10
ケーススタディ発表会
11月27日(水)、「2024年度 ケーススタディ発表会」を開催しました。
これは、3年生が臨地実習で経験した複数の事例から1事例を選定し、自身の看護実践を先達の文献を基に考察した内容を論文にまとめて発表するもので、毎年この時期に行っています。
今年の3年生も、特に印象深かった事例を1つ選んで自身の看護実践を振り返りました。実習や国家試験勉強と多重課題を抱えながらも、担当教員から指導を受け初めての論文作成に取り組みました。
緊張しながら発表する様子
8分間の持ち時間で一番伝えたい内容をそれぞれ原稿にまとめ、当日は緊張した面持ちで壇上に上がり発表しました。同じグループのメンバーから当時の取り組み状況を聞かれたり、2年生や教員からの質問に懸命に答える姿がありました。
聴講した1・2年生にとっては、これからの実習をイメージできる良い機会となりました。ぜひ今後に活かしてほしいです。
発表後は追加修正を加え、自身の看護観と合わせて、
冊子「わたしの看護」として製本します。
24.11.22
第18回立志式
看護学科では、11月15日に立志式が行われました。
立志式は、基礎実習を終えた2年生が本格的な領域別実習が始まる前に、看護師を目指す意識を高め、その責任の重さを自覚するための式典です。
まず最初に戴帽の儀を行い、学科長から学生1人1人に女子学生にはナースキャップ、男子学生にはハンカチ―フが授けられました。
続くキャンドルサービスでは、ナイチンゲール像の手にある親火から戴帽生がそれぞれの手に持つキャンドルに点火し、「ナイチンゲール誓詞」と戴帽生全員で考えた「誓いの言葉」を斉唱しました。
学校長式辞の後、ご来賓の皆様を代表して公益社団法人 富山県看護協会 会長 岡本里美様からご祝辞をいただきました。続くご来賓紹介でも皆さまからお祝いの言葉をいただきました。
在校生代表として看護学科3年の川口実優さんから「お祝いのことば」がありました。
祝電披露の後、1年生から戴帽生に花束贈呈がありました。
立志式を終えた戴帽生の皆さん、戴帽おめでとうございます。
来年の1月からは本格的な実習が始まります。
たくさん学び、そして楽しみ、有意義な学びのある実習とするように心新たに取り組みましょう。