22.02.17
令和3年度学生学習交流会
2月14日に当校3学科合同の学生学習交流会を行いました。
まちなか診療所の三浦太郎医師をアドバイザーとしてお招きし、オンラインで開催しました。
理学療法学科3年生・介護福祉学科2年生・看護学科2年生、計61名が参加しました。
内容は事例検討で、「在宅復帰を目指す富山さん」について、各学科の視点から問題点や目標、支援計画について検討しました。
オリエンテーションを聞き、学習の進め方を確認しました。
グループワークではブレイクアウトセッションを使い、画面を共有しながら話し合いました。
グループワークの発表では、短い時間の中でパワーポイントを作成したグループもありました。
参加した学生からの感想です。
- 多職種と意見交換をして色々な視点からのアプローチについて学ぶことができました。
- 多職種が連携してひとつの目標に向かって、それぞれの視点からアプローチしていくことで、よりよい治療プランが計画され、遂行できるとわかりました。また、職種で問題解決を役割分担することではなく、その問題に対してそれぞれからアプローチするということも大事だとわかりました。
- オンラインでの開催でしたが、意見を交換し、多職種の方のさまざまな考えが聞けて、貴重な体験となりました。
- 今回のように他の学科の方たちと一緒に症例について考える機会は初めてだったので良い機会を頂けたなと思いました。
21.12.23
ケーススタディ発表会
12月17日、「2021年 ケーススタディ発表会」が行われました。
これは3年生が今年実施した9クールの臨地実習の中から1事例を選定し、自身の看護実践をふり返り、既存の文献を元に考察してまとめたものを発表する会です。
昨年と同様、新型コロナウイルス対策で換気をしながら密にならないよう2会場に分けて開催し、1・2年生も聴講しました。
この日を迎えるにあたり、実習の合間を縫って担当教員の指導を受けながら、レポート作成に取り組んできました。
緊張しながらも、10分の発表時間の中で伝えたいことをまとめて発表し、1・2年生や教員からの質問に対して一生懸命に答えていました。
3年生は同級生の取り組みを聞き、来年4月から看護師として働く病院での看護実践に向け、1・2年生は来年1月から始まる臨地実習に活かせるように学びを深めました。
発表後は追加修正を加えて、冊子となります。
21.12.09
1年生 基礎看護学方法論Ⅶ (注射など) 演習
1年生の授業も順調に進み、検査や治療に関する看護に入りました。
今回は、基礎看護学方法論Ⅶ(注射など)の演習(3回)について紹介します。
11月1日:点滴静脈内注射の演習
注射の技術は今まで紹介してきたベッドメーキングや感染予防技術に比べてとても細かな作業です。
教員の手元が見えるようにデモンストレーションは、スクリーンへ映しました。
医療事故の防止のための基本である薬剤の確認作業(ダブルチェック・指さし呼称)を学生二人ペアで実施し、点滴チューブの接続などの準備を体験しました。
【 学生の感想 】
- 患者の確認を行う際には、「柳原きらりさんですか?」と聞くのではなく、「お名前教えてください」と患者さん自身の口から名前を言ってもらうことで確実に確認することができることを知った。
- 前期の実習で見た看護師が実際に演習でやったダブルチェックや指差し確認などを徹底しているからこそ患者への安心安全な与薬が出来ているのだとわかりました。
- 見ていて流れはわかったつもりでしたが、実際に触ってやると手順を間違えるなど時間がかかってしまいました。イメージトレーニングも必要だと感じました。
点滴静脈内注射の準備と固定(テープで止める)をしました。
今回は血管への刺入はしていませんが、2月に採血演習を予定しています。
【 学生の感想 】
- 注射針を固定するテープを貼る時には針の入っているところには触れないように丁寧にテープを貼るのが難しく感じた。また、テープを取る際には取る方の手とは逆の手で皮膚を押さえながら取ることで患者さんに不快な思いを感じさせないでテープを取ることができると思った。
- 患者役として看護師を見たときに、病院で見た時とはまた違う不安を感じました。病院では、注射は痛いのではないか、どれくらい痛いのかという不安でいっぱいだったけど、今回の演習では、看護師役の人が準備にもたついていたり、震えていたりしているのを見て、失敗しそうだなという不安がありました。落ち着いてすることがとても大事だと学びました。
- 患者への注射の目的を把握するために、薬理学を学ぶことの重要性も感じることができた。輸液ポンプ・シリンジポンプに触れてみて、とても便利だが、少し間違うだけで事故に繋がってしまう恐ろしさもあると感じた。機械を信用しすぎず、滴下中に正確に滴下できているか、薬液と機械を確認することと、患者さんの全身状態と刺入部の観察は看護師の重要な役割だと感じた。
11月11日:注射準備の演習
薬液が入ったアンプルをカットし、注射器に薬液を吸い上げました。
【 学生の感想 】
-
事前に動画など見て少し予習していましたがグループ内でトップバッターだったので思うように出来ませんでしたが先生の指導のもと上手くできたので嬉しかったです。また、事前に授業内で行ったボールペンでの練習もあり上手く想像して出来たので良かったです。
-
薬液を注射器に吸い上げるときは、先生から緊張しているからリラックスしてとアドバイスをいただきました。緊張しすぎることは事故の元になってしまうので、少し力を抜いてリラックスすることを心がけたいです。
- 最後の空気を抜く作業も実際にやってみると難しく、薬液が勢いよくでてしまった。空気を押し出す前に1回まず引くことを学んだ。
- アンプルの薬液を上手く吸い上げられなくて、困っていたら先生が両肘を上げて、アンペルと注射針を「V」にしたらできると聞いて、やってみるとできるようになり嬉しかったです。
- 操作の理論や根拠をしっかり把握するためにも、予習復習を自分が納得できるまでしっかりやらなければならないと思った。
11月24日:皮下注射・筋肉内注射の演習
学生同士腕やお尻を触り、骨を手がかりにして注射部位を確認しました。
(お尻はスパッツの上から触りました。)
注射部位を確認した後で、注射練習用モデルを装着して、注射の練習をしました。
(全国的に手袋が品薄であること、この演習では薬液に触れないことから手袋を装着していません)
学内には腕とお尻の装着モデルがあります。
- 患者さんに心の準備をしてもらうために今日はどの部位を注射するのか、針を刺す時、アルコールで拭く時、針を抜く時など一つ一つ説明することで安心してもらえると実感しました。
- グループ練習で担当の先生の動作を近くでみたり、他の学生の動作を見ることで少しずつできるようになりました。
- 細かい作業は利き手で行った方が良いこと、針を刺入してから抜くまでの間、針が動かないようにすることが難しかった。
- インフルエンザの予防接種や実習の時には、注射は怖いけど先生の手元をよく見て学習したことを思い出し復習していきたいです。
21.12.09
第15回 立志式
2021年11月19日(金)13:30~『第15回 立志式』が執り行われました。
立志式……戴帽式とも呼ばれますが、当校は文字の如く“志を立てる式”としています。
本格的に実習が始まる前の2年生30名が式典に臨みました。
男子はポケットチーフ、女子はナーススキャップを戴き、手にしたろうそくにナイチンゲール像の灯火をともして、看護の道へ進む決意を新たにしました。
ナイチンゲール誓詞の後、『戴帽生誓いの言葉』
私たちは 生命の大切さを学び
責任と自覚を持ち 何事にも誠実に向き合います
私たちは 信頼される確かな技術と知識を身につけ
人々に寄り添い 笑顔に繋がる看護を目指します
私たち30人の仲間は 互いを思いやり
そして 高め合う関係を築き 看護の道を進むことを誓います
3年生からの「お祝いの言葉」そして1年生からの「花束贈呈」と続きます。
立志式を終えた学生は………今、
- 看護の道を進むと立志式で誓ってから、さらに頑張ろうという気持ちが高まりました。専門分野Ⅱ実習が1月から始まるのだという自覚がさらに出て、実習に向けて突き進んでいきたいと思います。
- 立志式でみんなと考えた誓いの言葉を言って、これからの学校生活や実習、勉強において少し気が引き締まりました。3年生の先輩の言葉を聞いて1年後の自分はこんなに成長することができるかなと思ったし、こうなりたいと思いました。
- さらに看護師になりたいという思いが強くなりました。患者さんとその家族の笑顔に繋がる看護ができるように、日頃からの授業に真剣に取り組んでいきたいです。
などの声が聞かれました。
“気持ちを新たに頑張る!”という学生の声に、私たち教員は全力で支援していきたいと思います。
21.11.29
滑川市の新型コロナワクチン集団接種に協力しました
滑川市民会館大ホールで行われた滑川市の新型コロナワクチン集団接種では、市民健康センター職員をはじめ市職員の他、市内の医療機関から医師・薬剤師・看護師が集団接種に携わっており、当校看護学科の教員も看護師として協力しました。
≪ キラリン・ピッカの画像提供:滑川市より ≫
①受付
②予診(保健師・看護師)
③問診(医師)
④接種(看護師)
⑤観察(保健師・看護師)
⑥接種済証を受け取り終了
という流れです。
ステージ上にあるパーテーションの後ろでは、薬剤師が薬液の充填をしています。
薬剤師は接種に来られた住民と直接かかわりませんが、私たちよりも早い時間から準備に取り組んでおられました。
私たちは、④接種と⑤観察を担当しました。
事前に、厚生労働省の新型コロナワクチン接種に従事する医療従事者向けの手引き・動画によりアナフィラキシー反応や注射手技について学習しました。
今までに採血や注射で気分が悪くなった経験のある方や1回目接種後の観察中にめまいなどの症状があった方は、ベッドに横になってもらい実施しました。
海外(ベトナム)からの技能実習生も接種に来ておられました。
日本語があまり得意でない方には、準備されていたベトナム語の質問版を使ったり身振り手振りで確認して接種しました。
滑川市では市民の感染予防のため、滑川市に住民票がない技能実習生などで市内に勤務されている方への接種も実施されていました。
「今日、風呂に入ってもいいけ?」
「解熱剤はいつ飲めばいいけ?」
「副反応はいつ頃からでるかね?」
「あんたたち、どこから来とられるがけ?」
と質問されたり、
「1回目の時も注射していただきました。」
「ありがとう!」
という言葉をかけていただいたりしました。
3回目の接種でも是非協力させていただきたいと思っています。
21.10.15
基礎看護学方法論Ⅳ~感染防止技術演習~
9月27日から対面での授業が再開となり、29日と30日の2日間に分けて感染防止技術の演習を行いました。
まず、29日は正しい手指衛生と正しい個人防護具の着脱方法を習得しました。
感染から身を守る、そして感染源にならないための大切な技術です。
学生にとっては久しぶりの演習で、実習着に着替えるのも久々です。
実習室に入ったら、まず学生が行うことは手洗いです。
これまでは自己流で手洗いをしていた学生達ですが、9月の授業で衛生的な正しい手洗い方法について学んだので、これからは正しいスクラブ法で実践です。
スクラブ法とは、洗浄剤を配合した手洗い用消毒薬を使ってよく泡立てて擦った後、流水で洗い流す方法です。
手洗いをした後は、グリッターパグで洗い残しを確認しました。
洗ったはずが・・・思ったより汚れていたようです。
色のついてるところは洗い残しがあったところです。
次はラビング法での手洗いです。
街中の至る所にある擦式(さっしき)アルコール消毒薬、正しい方法で指先から洗います。
写真は教員のデモンストレーションです。
学生達は慣れた手つきで実施していました。
個人防護具の着用は、エプロンやガウン、マスク、手袋、アイガード、キャップを正しい順番に正しい方法で装着していきます。
写真は正しく装着できたときの学生です。バッチリですね。
続いて、30日無菌操作と滅菌手袋の装着です。
無菌状態を保ったまま鑷子(せっし)を使ったり、手袋を装着したりと学生も苦戦しながらの演習でした。
普通の手袋と違って不用意に触れると不潔になり使えなくなってしまう滅菌手袋。
教員に確認しながら実施していました。
最後は無菌操作です。
医師役、看護師役となって、綿球を渡したり、ガーゼを渡したり・・
綿球やガーゼが不潔にならないようにどうやって渡せばいいか考えながら実施していました。
演習を終えての学生の意見・感想
- 気を付けて洗っているつもりでも、手の間がうまく洗えていなかった。
- 両手とも、爪の周りがしっかりと洗えていませんでした。
- 滅菌手袋を装着する際に不潔にならないようにすることが難しかった。
- 手指が十分に洗えていなかった。このままでは感染を広げてしまうのでもっと意識して正しい手指衛生を行っていきたい。
- エプロンやガウンは常に清潔と不潔を意識して行っていきたい。
- 滅菌手袋の着脱とエプロンの脱ぎ方など手順を守って実施しなければいけないことが分かった演習だった。
感染予防の授業・演習を終えて… 担当教員より
日頃から感染について気をつけていたかもしれませんが、感染予防技術の授業・演習で学んだことを活かして、日常生活の中でも感染予防に努めてほしいと思います。医療従事者を目指す人として、清潔、不潔、感染予防にはもっともっと敏感になってほしいと願います。
21.09.10
母性看護学方法論Ⅰ沐浴演習
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、夏季休業明けの9月1日はオンラインで授業再開となりました。沐浴演習は、本来ならば実習室でモデル人形を使って行うのですが、今回はオンラインで実施しました。
学生は、自宅にあるぬいぐるみと、ベビーバスの代わりになる衣装ケースや洗面器、タオルなどを準備して臨みました。
まず、教員のデモンストレーションです。
学生は、講義資料と画面を見ながら真剣に見ています。
次に、教員の説明を聞きながら、画面で教員の手の動きも見ながら、自宅での演習を行いました。
みんなとても真剣に取り組んでいるのが伝わりました。
次に、4~5人ずつオンラインで教員が個別指導をしました。
最後に「沐浴で難しかったところ、実習に向けての自己課題」をフォームへ入力して演習終了です。
1月には学内演習の予定です。
各自明確になった課題に取り組み、演習に臨みましょう。
【学生の学び】
先生のデモンストレーションを見ていると本当に人形からオギャーって声が出たり、嬉しそうに楽しそうにニコニコしているように感じました。自分の家では赤ちゃん人形がいなければお風呂もないしガーゼもなく制限が多かったけど人形や風呂桶、フェイスタオルを使ってあたかも本当にやっているかのように演習しました。手つきも悪く、重さも感じられず本当にあっているのか不安だったけどなんとか沐浴することができました。
また、実習では赤ちゃんが動いたりあくびしたり背伸びしたりと生を感じながら沐浴できると思うので練習に励み実習で気持ちよく沐浴させてあげたいです。
デモンストレーションを見た後に実際にやってみるととても難しかったです。赤ちゃんを腕で支えてお風呂に入れる際に耳に水が入らないようにすることと、まだ首が据わっていないのでしっかり頭を支えなければ行けないことが難しかったです。また赤ちゃんを疲れさせず冷やさせないために手早く行わなければいけないのが大変でした。 沐浴は実習でも体験するとて も大事な演習だと思うので今日の演習をしっかり振り返り練習し安全・安楽に実施できるよう技術を身につけていきたいです。
私は実際に我が子で沐浴を経験していますが、その時はお湯を準備したり、片付けが大変だったり、機嫌が悪い時は落ち着かせるまで必死だったりと、慣れるまでに時間がかかって、沐浴をあまり楽しめていなかったように思います。しかし今思えば、沐浴できる期間は短いため、もっと沐浴をして気持ち良さそうにしている表情や、しぐさなどを目に焼き付けておきたかったと思います。そのため久しぶりに沐浴を体験して、色々なことが思い出せたらいいなと思っていました。しかしコロナの影響でオンライン授業で沐浴演習になりました。少し残念だと感じていましたが、ぬいぐるみを使って練習してみると、意外と数年前のことを思い出すことができました。お風呂に入る前は泣き叫んでいたのに、お湯に浸かると、泣き止み、気持ちよさそうにおちょぼ口をしていた表情を思い出しました。その表情を見た時は左腕に負担がかかって痛かったことも忘れるくらい幸せでした。私はその幸せをまた実習で体験させてもらえるのかと思うと、とても嬉しく思います。そのためにはしっかりと練習をして実習に臨みたいと思いました。
【授業評価より】
- 実際に学校でできたら良かったけれど、人形で練習でもイメージがついたので良かった。
- 直接の指導を受けれない分少人数に分けて教えていただけたことがよかった。
- zoomでしたが、資料もあったので、沐浴をしっかりと体験することができました。
- オンラインではやはりしっかりとわかったとは言えないので、実際に出来る時間があればうれしいです(⇒本格的実習開始前の1月と、母性看護学実習直前に練習します)
21.09.03
第2回オンライン体験入学会
8月18日(水) 第2回オンライン体験入学会が行われました。
前回に引き続き、そのときの様子をお伝えします。
新型コロナウイルスの新規感染者の急増に伴い、富山県は8月16日から県独自の警戒レベルが最も高い「ステージ3」へ引き上げられ、更に8月20日から「まん延防止等重点措置」の適用と感染対策の徹底を図るなど、行動制限はより強化されています。
これを受け、協力予定の2年生は登校を見合わせ、これまでのオンライン授業の経験を活かし自宅からの参加となりました。
看護学科紹介、学生生活紹介に続き、キャンパスツアーは教員が事前に録画した動画を再生し、それに合わせて自宅から学生がナレーションを入れました。
動画は学科棟周辺から始まり、登校時のイメージが伝わるような学生目線の解説の他、設備についても丁寧に説明していました。
動画と説明がうまく合うように何度も繰り返し練習したので、当日はスムーズに皆さんに伝えられたと思います。
演習:母性看護学専任教員による『お産』
女性の身体が出産に適している理由である骨盤の違い、胎児がどのようにして産まれてくるのかという講義です。
胎児の回旋
2年生2名が実習室で参加する予定でしたが、登校自粛となったため自宅からライオンのぬいぐるみを使って胎児の回旋を説明しました。
【参加者の声】
- 赤ちゃんの対応力がすごいと思いました。
- 赤ちゃんが廻って産まれてくることを初めて知れた。
- 男性と女性とでは骨盤の広さが違うことを改めて学べ、大変良かった。
- 模型を使って実際のことを現してくれていたのでわかりやすかった。
- このような形で産まれてくることや胎児の模型もあり凄く興味が湧きました。
- 骨盤のしくみから、実際に赤ちゃんが生まれてくる手順まで丁寧に解説してくださったのでとても分かりやすかったです。
今も私たちを脅かしている新型コロナウィルス感染症。
ワクチン接種も進んできました。
しかし、感染拡大はなかなか収束しません。
画面の向こうの体験会参加者に対してミニ授業。
「医療従事者に必要な感染防止策」と題して、感染を広げないためのポイントと感染予防策である個人防護具の着脱について話しました。
その後、実際に個人防護具を装着しました。
患者のケアをした後は、エプロンやフェイスシールドに菌やウィルスがたくさん付いています。
終わった後は自分自身が汚染しないように個人防護具を外します。外す順番と方法、手洗いがとても大切です。
少しの時間でしたがオンラインでの授業を体験してもらういい機会になったのではないかと思います。
【参加者の声】
- 何故こうすべきか理由も言われていたので分かりやすかったです。
- 今後の生活にもいかせると思うので参考にしたいと思います。
- 今、コロナ禍だからこそ感染対策に意味があると実感しました。
- 防護服の着脱の手順を実際に丁寧に説明してくださり、感染予防について分かりやすかった。
- すごくリモートでも分かりやすくて楽しかったです。
体験入学会終了後は、オンラインで学生と参加してくださった方々との懇談会がありました。
様々な質問があったようです。
その質問の一つ一つに自分の体験談を交え、丁寧に対応していました。
『入学試験頑張ってください』などと声を掛ける学生の姿が頼もしく思えました。
【参加者の声】
- 先生方だけでなく学生さんの意見も聞くことができ、貴重な体験となりました。パンフレットを見るだけでは知ることができない情報もこの体験入学会を通して知ることができました。参加して良かったです。オンライン体験入学会を開催していただきありがとうございました。
- 優しい先輩方や、先生方の模擬講義が分かりやすく、実習室(の設備)も揃っていたのでとてもいい学校だと感じました。
- オンラインオープンキャンパスでも、とても分かりやすかったです。次こそは貴校に行きオープンキャンパスを体験したいと思いました。ありがとうございました。
- 今回のオンライン体験入学会や、前回の個別相談会を通して勉強できる環境がとても整っていることも分かり、先生方や学生さんの雰囲気もとても良いと知ることができました。また、他の学校にはない3つの学科との意見を交換し合える学生学習交流会という行事を通して医療についても深く学べることを知りました。看護師になるための環境や自分の目指している看護師像が一番近いこの富山医療福祉専門学校に入学し、看護について深く学び、立派な看護師になりたいと強く思いました。
21.07.30
看護学科 第1回 オンライン体験入学会
7月27日(火)看護学科のオンライン体験入学会がありました。
2年ぶりに対面での開催に向け企画しておりましたが、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、やむを得ず今年もオンラインでの開催となりました。
ご参加いただいた12名のみなさん、ありがとうございました。
当学科の体験入学会は、毎年2年生が協力してくれます。
学校生活の紹介やキャンパスツアー、演習のお手伝いなど分担し、昼休みや放課後に集まってスライド作りなどの準備と練習を重ね、本番に臨みました。
演習では、母性看護学『お産』と成人看護学『感染防止策』について、それぞれの専任教員がミニ授業を行いました。
Web画面でお伝えできることは限られますが、少しでも当学科の雰囲気や学生たちの努力を感じとって貰えたのではないかと思います。
体験入学会の終了後は、学生主体の懇親会も設けました。
始めは緊張気味でしたが、担当学生の声掛けに次第に和んでくれたようで、色々と質問が出ていたようです。
来春、参加者の中から当学科に入学してくれることを期待しています。
8月18日(水)には、第2回目のオンライン体験入学会を開催いたします。
たくさんのご参加お待ちしております。
① お産
② 感染防止対策
協力してくれた2年生10名です。暑い中、頑張ってくれました。
参加学生より
- 実際に学校にきて体験した方が良いと思いますが、画面を通して伝わったら良いと思いました。
- まだまだ、この学校の良さを伝えたかったです。
- 緊張しました。自分たちの声が届いたか、不安ですが懇談会の時はリラックスしていろいろ話すことができて良かったです。
- これを機に、入学に繋がれば良いなと思いました。
- 自分が進路や進学を考えた高校3年の夏を思い出しました。受験勉強頑張ってください。
- 私たちと一緒にこの学校で看護師を目指しましょう。
21.07.12
母性看護学〔学内演習・病院実習〕
2年生「母性看護学方法論Ⅰ」では、妊娠の成立や経過を講義で学んだあと、妊婦体験をしました。
男子学生も妊婦ジャケットをつけて妊婦になりました。
【 男子学生の感想 】
母親がこんなに苦労して産んでくれたことに感謝の気持ちを抱きました。また、いつか自分も結婚し子供ができたときには妊婦体験で感じた気持ちを忘れずお嫁さんをサポートできるようになりたいと思いました。 寝るときは仰向けよりも、横向きが楽でした。起き上がるときはすぐに体を起こせなくて大変でした。
女子はみんな母の顔になっています。
【 女子学生の感想 】
- 階段を下りる際、腹部が大きいため階段を見ながら下りることが出来ませんでした。妊婦は階段を安全に下りることが出来ない恐怖心と、もしも転倒して胎児に何か起こってしまうかもしれないという不安感を強く抱くと思いました。階段を下りる際だけではなく、歩行する場面においても妊婦の心情と身体の動かしにくさを受け止めて看護をすることが大切だと思いました。
- 思った以上にずっしりと重たく、歩くのも一苦労でした。ものを拾う時も、普段なら腰を曲げて取っているのに、お腹が大きいと曲げるのも大変だったので、膝を曲げてとる必要があり、エネルギー消費量が多いように感じました。また、服や靴下の着脱もお腹が大きいととてもしづらいことがわかりました。
こちらは、レオポルド触診法(妊婦の腹部の診察)をしています。
胎児の位置が分かることに凄く感動しました。
羊水の量や、足の位置がわかりました。
3年生はかみいち総合病院で実習中です。
入院中の妊婦さんの胎児心拍陣痛モニターの検査を見学し、おなかに触れさせていただきました。
助産師として勤務している先輩(卒業生)がいるので心強いです。
生後5日目の新生児の心拍を聴診しています。
泣いたり、動いたりするので、難しいです。