看護学科

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看護学科の一覧です。

25.03.25

既卒生との座談会

卒業を間近に控えた3月4日、就職1年目の卒業生5名と3年生との座談会を行いました。

先輩たちは自己紹介に続き、看護師として働く中で感じたことや入職前に準備しておくべきことを語ってくれました。

 

 

小グループで質問タイムを設けたところ、3年生たちは積極的に先輩に声をかけていました。熱心に質問する姿からは、みんなの強い意欲が伝わってきました。先輩方から貴重な経験談やアドバイスをもらい、1ヶ月後の自身をより具体的に思い描く機会となったのではないでしょうか。

 

来年の今頃、皆さんが成長した姿を後輩たちに見せて来てくれることを心から楽しみにしています。

 

25.03.25

卒業生特別講義

3月4日に、富山県看護協会長の岡本里美様を講師としてお迎えし、「富山県の看護の動向とこれからの看護師に求められること」と題して、卒業を控えた3年生へご講義いただきました。大変貴重な学びの機会となったようで、一生懸命にメモを取りながら聴く姿が見られました。

 

 

2040年に向けて、高齢化が更に進み医療・介護・福祉の連携がより重要になる一方、少子化の影響によって人材確保がますます困難になると予想されています。限られた人数で、安全安楽な医療が提供できるよう技術開発が進められてはいますが、更に高い能力が1人ひとりの看護師に求められるようになります。

 

4月に看護師として入職される3年生の皆さんには、健康に留意し、自己研鑽に励みながら、看護の道を歩み続けていかれることを期待しています。

 

25.03.14

実習病院説明会

3月7日に1~2年生を対象とした実習病院説明会を開催しました。

 

実習病院である富山労災病院、富山県リハビリテーション病院・こども支援センター、富山県済生会富山病院、富山県厚生連滑川病院、黒部市民病院、かみいち総合病院の6施設から担当者にお越しいただき、病院概要や福利厚生、看護体制、教育システムについてや実習指導看護師の紹介など、それぞれ説明していただきました。

 

学生たちは、今後の実習や就職のことを考え、一生懸命にメモを取りながら聞いていました。

 

 

その後、質問タイムを設けました。

学生が各自興味のある病院のブースへ赴き、担当者に個別に質問をするスタイルです。

 

「キャリアラダーについて教えてほしい」

「メンタルサポートについて教えてほしい」

「学生の時に勉強しておいたら良かったことはなんですか?」

「看護師として大事に思っていることはなんですか?」

 

など、各ブースでは様々な質問が飛び交い、担当者の皆さんは、どの質問にも丁寧に分かりやすく回答してくださっていました。担当者の中には当学科の卒業生もおり、学生と近い目線で回答してくれたようです。

 

 

 

学生の感想

  • 就職に向けて良い機会だった。
  • 病院の担当の方たちにわかりやすく説明をしてもらい、興味を持てた。
  • 全病院に質問したいくらいとてもいい時間だった。

 

感想からも分かるように、学生はとても有意義な時間を過ごせたようです。

ご協力いただいた実習病院の皆様、貴重なお時間をいただきありがとうございました。

 

25.03.14

領域別実習開始(2年生)

2年生は、1月下旬から領域別実習に臨んでいます。2月中旬まで行われた1クール目は、4グループに分かれ、成人・老年看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学の実習を行いました。その中から、今回は老年看護学実習の様子を紹介します。

 

介護老人保健施設で行う老年看護学実習では、高齢の入所者を身体的・精神的・社会的側面から捉え、今後の生活を見据えた高齢者を支える看護を学びました。実習施設は、当校の関連施設でもある なごみ苑 でした。

 

この日は『節分の集い』に参加し、レクリエーションを行いました。高齢者に対する日常生活動作の援助だけでなく、心身の機能向上やリフレッシュにつながるレクリエーションも重要な看護のひとつです。学生たちは、インフルエンザ鬼、コロナ鬼、転倒鬼、腰痛鬼といった高齢者にとって大敵の名前が付いた鬼役を担当しました。

 

 

「鬼だぞ~」と脅しながらも、豆を当てられた後は、「気をつけてね、転ばないようにね」「感染怖いからね、手洗ってね」と、ひとり一人の目線に立って声掛けをする優しい鬼たちでした。

 

 

多くの参加者が集う豆まきで、床に豆が落ちていても事故なく終了したことに学生は驚いたようでした。職員の配置や安全管理、時間管理など入念な準備があったからこそ、安全に事故なく、参加者が満足のいくレクリエーションが実施できたとふり返っていました。

 

25.02.19

第114回 看護師国家試験 壮行会

2月14日、3年生は看護師国家試験前の最終登校日で、受験票の配付と壮行会を行いました。

 

 

最初に杉原学科長から、時間に余裕を持って行動することや、試験中に気を付けることなどアドバイスがあり、1人ひとりに受験票が渡されました。

 

続いて、看護学科教員それぞれから激励の言葉が贈られました。

最後に、国試担当教員から試験当日の注意点について話があり、壮行会は終了しました。

 

全員の合格を、心から祈っています!

 

 

 

25.02.10

看護師国家試験対策

早いもので、第114回看護師国家試験日まで残り僅かとなりました。

3年生は全ての科目履修を終え、国家試験に向けて個々に取り組んでいます。

生活リズムを崩さないことと、得点の底上げを目指して、学校では午前中に国家試験対策の特別授業を毎日行っています。

 

 

看護学科教員一同が日替わりで、専門分野の内容を中心に、授業を行っています。

授業が終わった後は、そのまま学校内に残り、教室や図書室等で勉強をしている学生もいます。

わからないところは、学生同士教え合ったり、教員に質問したりと、その日感じた疑問を その日のうちに解消しています。

 

 

学生たちは真剣そのものです。

 

2月5日に最後の看護師国家試験模擬試験を実施しました。

それぞれに手ごたえを感じていたようです。
最後は自分との勝負です。
どうかこれまで頑張った自分を信じてください!


3月に、令和6年度卒業生全員が合格できるよう、看護学科教職員一同、一丸となって精一杯サポートします。国家試験まであと少し、一緒に頑張りましょう!

 

25.02.10

1年生 学外学習

1月29日(水)、1年生の学外学習で中野島公民館(滑川市)を訪問しました。

これは地域・在宅看護論概論Ⅰの授業の一環で、地域で暮らす方々と交流を持ちながら、健康を維持するために日々の生活で工夫されていること、コミュニティでの繋がり、地域の特徴等を学ぶ事を目的としています。

 

毎週水曜日の午後に催されている介護予防ふれあいサロン「中野島いきいきの会」と名付けられたこの会は、まずキラピカ体操を行ってから、「カラオケひばりの会」主催のカラオケで楽しまれています。参加者は性別問わず、年齢73歳~89歳と幅広く、「〇〇ちゃん」とお互いを呼び合う、仲の良さが伝わる方々でした。

 

学生も参加者と一緒にキラピカ体操を行い、座談会を持たせていただきました。

 

 

学生からの質問

*生活の中で気を付けていることは何ですか? 

  → 栄養(タンパク質)をしっかり摂る、運動をする、睡眠をとる

*健康の秘訣は何ですか?

  → 好きな事を続ける、みんなと一緒に笑う、仕事をする、わんわんパトロール、役割を担う

*楽しみにしている事は何ですか?

  → コーラス、絵本の読み聞かせ、カラオケ

 

介護予防ふれあいサロンは住民が中心に運営される、楽しく、気軽に誰でも参加できる「つどいの場」。集う場所をつくる、自宅から外出する機会をつくる、仲間づくりのために、積極的に活動されている素敵な場所でした。

 

レクリ
エーション
物理的環境 教育
経済 住民 安全と交通
コミュニ
ケーション
保健医療と
社旗福祉
政治と行政

その後、滑川市内の中学校区(滑川中学校、早月中学校)を散策しました。地域に住む人々の健康と暮らしを支援するために必要な地域の情報を確認することが目的です。情報を8つの項目に分け、所在地、情報の意味(暮らしへの影響等)を考え、マップを作って発表しました。

 

 

 

 

学生の感想

  • キラピカ体操が楽しかった。
  • 参加者は元気で、年齢よりずっと若く見えた。
  • 近くに公園や桜の並木道があり、リラックスできる街だった。
  • 病気を抱えていても自分で管理しながら元気で暮らしている。
  • 町内にある駐在所が分かりにくく、緊急時にすぐ見つけられないと思った。
  • のるmy carの回数は少ないが、バス停が近く学生の頃、使っていた。
  • 8号線を挟んで南北では生活状況が変わる。(商店街、病院、役場等が近くにない)

 

25.02.10

高齢者疑似体験

2025年1月22日、富山市にあるサンシップとやまで高齢者疑似体験を行いました。

10代20代の学生は膝や肘の関節を固定し、ベストに重りを入れ、手袋をし、白内障を模した眼鏡をかけ、杖をつきながら、高齢者になりきって施設内を動きました。

 

 

新聞の細かい文字は判読が困難でした。

 

 

介助箸を使ってビーズやマカロニをつまんでみました。

いつも使っている小銭入れから、お金を出して飲み物を購入する体験もしました。

思いがけず、お金を落としてしまう場面もありました。

 

 

外に出て、信号機の色の見え方、そばを通る車の音の聞こえ方も体験しました。

 

 

 

学生の感想より

  • からだが重く感じて、とても疲れた。
  • 眼鏡をすることで緑色の文字は青く見え、色によってはわかりにくい場合があることが分かった。
  • 信号はほとんど色がわからなかった。
  • 友達の声が聞こえにくく、自然と自分の声も大きくなっていた。家で祖父が大きな声でしゃべるのはこういうことかと思った。
  • 階段はどちらの足から動かせばよいか、迷った。

 

この体験を忘れず、今後の実習等で活かしてくれることを願っています。

 

 

 

25.02.10

2年生 第2回・第3回就職ガイダンス

2年生は6月に行った第1回 就職ガイダンスの後、夏休みや土日に病院見学に行く学生が見られるようになりました。次のステップとして12月に第2回、1月に第3回の就職ガイダンスを行いました。講師は第1回と同様、株式会社マイナビのキャリアサポート担当の方です。

 

第2回 就職ガイダンスでは、『動画で学ぶ病院・仕事研究講座』~看護方式・給与・勤務形態など誤解しやすいポイントをすっきり解決~ をテーマに、正しい病院選びについてみんなで考え、話し合いました。

 

 

初任給の高さ、看護方式、2交代や3交代などの勤務形態・・・病院選びをする上で何を重要視するのかは色々あると思いますが、正しい病院選びとなると、具体的にどのようなポイントを捉えたらよいのか、まだ理解できていないようでした。

 

動画を交えながら、内容の振り返りや自分の希望を書くワークをし、学生同士意見交換をした後、勤務形態、給与、休日制度など項目ごとに見方を教えていただきました。中には学生が思っていた見方ではない項目もあったようです。

 

教えていただいたポイントを踏まえ、気になっている病院の募集ページを確認してみました。最後に、病院を調べる上で大事なポイントをまとめ、終了しました。

 


第3回就職ガイダンスでは、『履歴書・面接対策講座』~実習マナーもおさらい!~をテーマに、実習や就職試験に向けてのマナーについて学びました。「社会に出るとマナーはできて当たり前」という話から始まり、相手に好印象を与える身だしなみ、TPOに応じたお辞儀、言葉遣いについてお話しがありました。

 

次に、履歴書の書き方について学びました。捺印や日付など基本的な内容から、自己PRと志望動機の伝わる書き方まで丁寧に教えていただきました。「どこの病院にもあてはまる」「ただホームページから引用しただけ」など学生の志望動機によくありがちなNG志望動機の提示もあり、わかりやすく学ぶことができました。

最後に面接試験について教えていただきました。服装や入室時のマナー、身だしなみ、集団面接、個人面接など面接試験の基本を学び、面接で大切なことは言葉を通して『自分がどんな人なのかを理解し納得してもらえる』ことであることを教えていただきました。

 


 

計3回の就職ガイダンスを通して、就職試験や将来のなりたい看護師像について多くの学生が真剣に考えることができたようです。一緒に参加した教員にとっても就職活動支援の確認になりました。学生には病院や施設実習で多く学び、見学会や説明会にもっと参加してもらって、自分にあった病院を選び、その病院で働けるように就職試験に向けて努力してほしいなと思います。

 

25.01.28

2024年度学生学習交流会

2025年1月20日(月)、2024年度学生学習交流会を行いました。

とやまいぴーのメンバー(医師、薬剤師)、卒業生(介護福祉士)の方がたにご指導いただき、事例「富山さん」の在宅復帰を目指して目標(ゴール)を考える方法から多職種連携について学びました。

 

理学療法学科3年生16名、看護学科2年生17名が参加しました。学科混合の4グループに分かれ、初めて会った学生同士まずはグループ内で自己紹介をし、役割を決めました。足りない情報は富山さんに質問をして、集まった情報をアセスメントし課題を挙げるなどグループワークを進めました。

 

それぞれの専門的な視点から援助計画を立てましたが、目標(ゴール)が短期的なものとなっているグループが多くなりました。富山さんのこれからの生活を考え、どんな生活をしてもらうのか、本人や家族のニーズを捉えて考えることをご指導いただき、それぞれが目標(ゴール)を挙げることができました。今回、自分の目指す職種の役割を見つめ直す機会となり、さらに他の職種の役割・考える視点の違いを知るよい機会となりました。また「連携」の意味も少しは理解できたようです。

 

 

 

学生の感想

  • 違う視点からの介入を知って、自分たちの視点と擦り合わせて方向性を導くことが、連携している感じで大変だったけど面白いなと思いました。
  • 私たちは体の機能の面について考えることが多いが、看護学生はその人の生活を手助けしようとするということがわかった。
  • 多職種の連携による情報共有や目標の設定など実践し学ぶことができました。
  • 初めての経験でしたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。4年間の学校生活の中で、もう少しこのような機会があればなと思いました。
  • 初対面でのグループワークが難しかった。
  • 理学とは初めての交流だったけれど優しくて賑やかな人達で交流会を通してお話出来たのが良かったと思いました。

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