看護学科

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看護学科の一覧です。

19.01.22

学生学習交流会

2週間の冬休みが明け、学生はそれぞれの課題に取り組んでいます。
1年生は、1月21日から始まる基礎看護学Ⅰ実習後期に向けて技術練習、その後に続いて専門分野Ⅱ実習が始まる2年生は、各領域の事例展開に励んでいます。

そして、3年生はいよいよ来月に看護師国家試験を控え、受験勉強に勤しんでいます。
体調管理に努め、みなさん頑張りましょう。

 

さて、1月10日(木)に学生学習交流会が行われました。

この行事は、4学科を併設する当校ならではの取り組みの一つとして、毎年実施しています。

4学科の学生が合同で学習をすることで、交流を深めるだけでなく、他職種について理解を深め、近年、重要視されている多職種連携を意識づけることを目的としています。


学生たちは4学科混合のグループに分かれ、それぞれ与えられた事例について検討しました。看護学科からは2年生が参加しました。患者さんの障害や疾病の状態について共通理解をし、患者さんの援助計画立案の視点や多職種連携について学びました。アドバイザーとして、富山市まちなか総合ケアセンターの家庭医療専門医 三浦 太郎先生をお招きし、様々なアドバイスを受け、学生たちの理解が深まったようです。また、積極的な意見交換を行い、それぞれの意見に頷きつつ、連携の難しさも学んだようでした。

 

 

18.12.25

ケーススタディ発表会

12月13日、今年度のケーススタディ発表会が行われました。
全実習を終えた3年生が、これまでの実習において自己の看護実践を客観的な視点で振り返り、援助を意味づけることで実践能力を向上させる目的で毎年行われています。

1・2年生も発表を聴講し、活発に質問をしていました。
3年生は、実習で出会った患者さんの様々な事例を通し、自分の看護を振り返り、評価しました。
看護問題を解決するための働きかけと患者さんの変化、そして文献を根拠とした分析、書き上げた論文は、卒業後にプロフェッショナルとして実践する看護の礎となるでしょう。

 

 

18.12.12

特別講義~私が歩んだ看護の道~

12月3日、惣万佳代子先生をお招きして看護学科の全学年を対象に特別講義が行われました。
惣万佳代子先生は、現在「デイサービス このゆびとーまれ」の理事長を務めておられ、在宅看護論実習では大変お世話になっております。 先生は看護師として富山赤十字病院で長年勤められ、退職後の1993年に 「デイサービスこのゆびとーまれ」を開所されました。

 

子ども、お年寄り、障害者が一つ屋根の下で過ごす「富山型デイサービス」は、1999年 県内初のNPO法人となりました。これらの功績が認められ数々の賞を受賞され、更に2015年8月、第45回フローレンス・ナイチンゲール記章を受章されました。

 

講義は『私が歩んだ看護の道』と題して、自身の生い立ちや学生時代、看護の道を選択する原点となった母親の存在、病院勤務をしていた臨床の頃、『このゆびとーまれ』を開所するきっかけとなった話、デイサービスでの様子やエピソード、またナイチンゲール記章授与式の様子も映像で見させて頂き大変貴重な講義でした。

 

その中でも「人は幸福になるために生きていく」、『このゆびとーまれ』の理念である「誰もが地域と共に暮らす」、「みんなが一つ屋根の下で暮らすことは日本の文化である」という言葉が印象的でした。そして、先生にとって『看護とは何か』が永遠のテーマだそうです。

 

卒業を控える3年生、立志式を終え本格的な実習がはじまる2年生、基礎看護学Ⅰ実習を控える1年生。それぞれに先生のメッセージが伝わり、多くの学びがありました。

 

        

 

  

 

18.12.04

特別講義~難病~

富山県難病相談・支援センターから講師をお招きし、難病についての特別講義が行われました。

これは、医療職を目指す学生を対象に当事者の体験を話してもらうことにより、難病の理解と患者支援を深める目的として、富山県社会福祉協議会が実施している難病患者支援啓発事業です。

当校は、看護学科と介護福祉学科の2年生が毎年受講しています。

 


 

富山県難病相談・支援センターの紹介の後、岡島 康幸さんと大和 恵美子さんから当事者のメッセージとして体験談をお話ししていただきました。岡島さんからは「潰瘍性大腸炎と闘って」、大和さんからは「入院を繰り返す難病 皮膚筋炎と共に」について、発症の経過、治療に伴う苦痛、日常生活、現在と予後について詳しくお話しいただき、学生たちは真剣に聞き入っていました。

 

 『医療現場に立った時は素敵な笑顔を見せてください。

  その笑顔がきっと患者の元気の源になるはずです。』


先日、立志式を迎えたばかりの2年生には、最後に話されたこのメッセージが胸に響いたようです。

 

18.12.04

第12回 立志式

平成30年11月22日、第12回 立志式が行われました。

立志式とは、講義や演習を通し看護に必要な基礎的知識・技術を学ぶ看護学生が、看護の道を歩む決意を新たにする節目の儀式です。

本校でも、10月に基礎看護学Ⅱ実習を終えた2年生が、看護を実践する責任と自覚を胸に、立志式に臨みました。

 

式では厳かな雰囲気の中、看護の心を継承する戴帽の儀とキャンドルサービスが行われました。美しいキャンドルの灯を手に、「ナイチンゲール誓詞」と2年生が考えた「誓いの言葉」を唱えました。

 

また、富山県看護協会常任理事 田村雅子様からご祝辞をいただいた他、実習施設から多くのご来賓にご臨席いただきました。保護者の方々にもお越しいただき、立志生の姿を見守っていただきました。


式には1年生・3年生も列席しました。2年生の姿に1年生は自分の未来を重ね、3年生は自分の初志を映し出していたことでしょう。

 

2年生は、来年1月から始まる専門分野Ⅱ実習に向けて、現在準備学習を進めています。

気持ちを新たに仲間と励まし合いながら、頑張って欲しいと思います。

 

ご家族の皆さま、関係者の皆さま、今後とも見守っていただけますようお願いいたします。

 

■戴帽の儀

■キャンドルサービス

 

■3年生より「お祝いの言葉」         ■1年生より「花束贈呈」

  

 

 ■立志生 集合写真

 

18.11.07

3年生:特別講義「フットケア」

成人看護学方法論Ⅱの特別講義として、厚生連滑川病院 フットケア外来担当 西-2病棟主任看護師 高島 英子先生を講師にお招きし、フットケアについて講義と演習がありました。フットケアは、高齢者・糖尿病患者などのQOL(生活の質)を向上するために、大変重要なものです。予防が不十分であったり、医療者のケアがなされず足が切断になるケースもあるため、アメリカではフットケアの専門職や専門病院があり、高齢者や糖尿病の足病変の予防と治療に成果をあげています。


日本においても、効果的な医療手段として関心が高まってきており、フットケアがチーム医療として浸透しつつあります。特に血管外科、整形外科、内科、皮膚科においては、まだ患者ケアが行き届いていないといわれており、患者のQOLはもちろんのこと、医療の効率化と質の向上の面でも大変注目されています。

 

専門分野Ⅱ実習を終えた3年生は、患者さんの援助である足浴を経験していますが、今回の特別講義を通じて、爪の処置方法、痛みによって転倒リスクにつながること、観察を通して異常の早期発見ができることなど、改めてフットケアの重要性について学ぶことができました。

 

 

18.10.26

黒部市民病院災害訓練ボランティア

10月13日(土)、実習病院の黒部市民病院で災害を想定した訓練があり、学生17名が患者役ボランティアとして参加しました。

 

訓練とは思えないリアルな光景に、学生は圧倒されながらも与えられた患者役に徹していました。

診療を待たされる焦り、ストレッチャーで移送される不安など、患者側の気持ちも理解できたのではないでしょうか。

 

また、スタッフの皆さんの迅速かつ的確な動きを目の当たりにし、「看護師になりたい」気持ちが高まったようです。

数年後、今回参加した学生たちがスタッフ側にいるかもしれませんね。

とても良い経験をさせて頂きました。

 

 

18.10.12

1年生:調理実習

10/4(木)、1年生が「栄養学」の授業で調理実習を行いました。

講師として滑川市民健康センター所長で管理栄養士の結城 幹子先生にお越しいただきました。

 


 

患者さんの栄養管理は主に管理栄養士の仕事ですが、看護師も栄養学を理解し、健康を維持・増進・回復するために患者さんの栄養と関わっていかなければなりません。これまでの講義では、座学で各栄養素について学び、最終日のこの日、まとめとして調理実習を行いました。生活習慣病予防食「バランスのとれた昼食」を調理し、各ライフステージの特徴と栄養アセスメント、栄養課題について学習しました。

 


 【メニュー】

 *枝豆とかまぼこのピラフ
 *お好み焼き風キャベツたっぷりハンバーグ
 *ピーナッツ和え
 *きのこのスープ
 *ヨーグルト和え

 


見事な包丁さばきの学生もいれば、少しぎこちない学生もいましたが、無事完成しました。おいしそうに出来あがった食事は、皆で昼食としていただきました。

 

 

18.10.02

第21回 大福祭

9月22日(土)当校の学園祭である「第21回 大福祭」が行われました。
今年のテーマ「一期一会 大福祭!」にそって人との出会いを大切にし、地域の方々やこれから進路を考える学生の皆さんに当校について知っていただけるよう、様々な体験コーナーやステージイベント、模擬店を設けました。

 

 

 

看護学科の実習室では、1~2年生が授業で学んだ知識と技術をもとに血圧測定、人体クイズ、ハンドマッサージを行いました。


 

また、模擬店ではカリカリポテトとおにぎりを販売し、いずれも盛況に終わりました。

 

 

体験コーナーや模擬店にご協力いただいた施設や飲食店の皆様、協賛金にご協力いただいた地域の皆様には心よりお礼申し上げます。

 

 

 

18.09.26

2年生 演習『救急看護に必要な技術』

基礎看護学方法論Ⅷ「救急看護に必要な技術」の演習が 9/12(水) にありました。

 

救急看護認定看護師 横井よしみ先生(済生会富山病院)をお招きし、一次救命処置として気道確保や人工呼吸、胸骨圧迫、AEDなどの演習を行い、救急時における迅速な介入の必要性を学びました。日頃から救急医療現場でご活躍されている認定看護師さんのご指導は、現場さながらで奥深い演習となりました。

学生たちは緊張していましたが、一生懸命に取り組んでいました。

 

 

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