18.12.04
第12回 立志式
立志式とは、講義や演習を通し看護に必要な基礎的知識・技術を学ぶ看護学生が、看護の道を歩む決意を新たにする節目の儀式です。
本校でも、10月に基礎看護学Ⅱ実習を終えた2年生が、看護を実践する責任と自覚を胸に、立志式に臨みました。
式では厳かな雰囲気の中、看護の心を継承する戴帽の儀とキャンドルサービスが行われました。美しいキャンドルの灯を手に、「ナイチンゲール誓詞」と2年生が考えた「誓いの言葉」を唱えました。
また、富山県看護協会常任理事 田村雅子様からご祝辞をいただいた他、実習施設から多くのご来賓にご臨席いただきました。保護者の方々にもお越しいただき、立志生の姿を見守っていただきました。
式には1年生・3年生も列席しました。2年生の姿に1年生は自分の未来を重ね、3年生は自分の初志を映し出していたことでしょう。
2年生は、来年1月から始まる専門分野Ⅱ実習に向けて、現在準備学習を進めています。
気持ちを新たに仲間と励まし合いながら、頑張って欲しいと思います。
ご家族の皆さま、関係者の皆さま、今後とも見守っていただけますようお願いいたします。
■戴帽の儀
■キャンドルサービス
■3年生より「お祝いの言葉」 ■1年生より「花束贈呈」
■立志生 集合写真
18.11.07
3年生:特別講義「フットケア」
成人看護学方法論Ⅱの特別講義として、厚生連滑川病院 フットケア外来担当 西-2病棟主任看護師 高島 英子先生を講師にお招きし、フットケアについて講義と演習がありました。フットケアは、高齢者・糖尿病患者などのQOL(生活の質)を向上するために、大変重要なものです。予防が不十分であったり、医療者のケアがなされず足が切断になるケースもあるため、アメリカではフットケアの専門職や専門病院があり、高齢者や糖尿病の足病変の予防と治療に成果をあげています。
日本においても、効果的な医療手段として関心が高まってきており、フットケアがチーム医療として浸透しつつあります。特に血管外科、整形外科、内科、皮膚科においては、まだ患者ケアが行き届いていないといわれており、患者のQOLはもちろんのこと、医療の効率化と質の向上の面でも大変注目されています。
専門分野Ⅱ実習を終えた3年生は、患者さんの援助である足浴を経験していますが、今回の特別講義を通じて、爪の処置方法、痛みによって転倒リスクにつながること、観察を通して異常の早期発見ができることなど、改めてフットケアの重要性について学ぶことができました。
18.10.12
1年生:調理実習
10/4(木)、1年生が「栄養学」の授業で調理実習を行いました。
講師として滑川市民健康センター所長で管理栄養士の結城 幹子先生にお越しいただきました。
患者さんの栄養管理は主に管理栄養士の仕事ですが、看護師も栄養学を理解し、健康を維持・増進・回復するために患者さんの栄養と関わっていかなければなりません。これまでの講義では、座学で各栄養素について学び、最終日のこの日、まとめとして調理実習を行いました。生活習慣病予防食「バランスのとれた昼食」を調理し、各ライフステージの特徴と栄養アセスメント、栄養課題について学習しました。
【メニュー】
*枝豆とかまぼこのピラフ
*お好み焼き風キャベツたっぷりハンバーグ
*ピーナッツ和え
*きのこのスープ
*ヨーグルト和え
見事な包丁さばきの学生もいれば、少しぎこちない学生もいましたが、無事完成しました。おいしそうに出来あがった食事は、皆で昼食としていただきました。
18.10.02
第21回 大福祭
18.09.14
1年生 富山県看護学生交流会
9月6日(木)にアイザック小杉文化ホール ラポールで第25回 学生交流会が行われました。
このイベントは、県内の看護学生が一堂に会し交流を深める場として、富山県看護教育機関連絡協議会が企画をし、毎年この時期に開催しています。
今年は総勢約520人の看護学生が参加しました。
当校からは1年生35名が参加し、ステージ発表をしました。
ステージで発表した "看護学生あるある" の紹介には、観客席から「うんうん」と頷き共感する反応が見られました。また、「心の水分補給」と題して「キミの夢はボクの夢」の曲に合わせたパフォーマンスも盛り上がり、『心も身体もうるおうで賞』を頂きました。
学生たちは、この日のために夏休み中も集まって練習を重ねてきました。
学内外を問わず学生間の交流も深まり、充実した学生交流会になったことでしょう。
18.08.28
第二回 体験入学
8月22日(火)第二回体験入学が行われました。
今回は午前と午後、合わせて26名の参加者がありました。
中には前回も参加してくださった方もいらっしゃいました。
暑い中、来てくださりありがとうございました。
杉原学科長からの学科概要説明、2年生からの学校紹介、専任教員からのナイチンゲールについてのミニ講義は、皆さん真剣な眼差しで聴いてくれました。
在校生(2年生)が主体となって行う演習は今回も盛りだくさんでした。
午前は新生児のケアとシミュレーターを使って心音や呼吸音聴取をしました。
午後は疑似体験で、特殊な体験スーツを身に付け高齢者と妊婦の体験をしました。
在校生による相談コーナーや教員による個別相談会では、希望者の方が熱心に質問をされていました。
◆新生児‥赤ちゃんのオムツを交換し、おそるおそる抱っこ
◆シミュレーター‥聴診器を使って聴いています
◆高齢者疑似体験‥上手く動けない、歩いてみよう
◆妊婦体験‥重たくてびっくり、なかなか大変
少し先ですが、次回は来年の3月26日(火)です。お待ちしております。
また、9月22日(土)は大福祭がありますので、ぜひ遊びに来てください。
18.08.10
3年生 最後の演習
18.08.10
看護のお仕事体験
今年度も富山県看護協会から委託を受け、小学生を対象に『看護普及推進事業~看護のお仕事体験~』を開催しました。
参加してくれたのは、東加積小学校をはじめ滑川市内の小学生3年生から6年生の11名です。
猛暑をものともせず、元気に足を運んでくれました。
まずは白衣に着替えて写真撮影!
この写真は、最後に授与するプチナース認定証に貼付されました。
緊張気味の皆さんでしたが、はにかみながらも聴診器を持って撮影に応じてくれました。
ミニ講義「ひとのからだと骨」では、教員の問いかけに答えたり、質問をしてくれました。
続いて実習室での演習です。
4つのグループに分かれて、『包帯法』、『手洗い』、『赤ちゃんの世話』、『からだの音』を順に行いました。
みなさん活き活きと目を輝かせて挑戦してくれ、私たち職員も嬉しくなりました。
お手伝いをしてくれたのは、2年生の皆さんでした。
最後に杉原学科長から『プチナース認定証』が授与されました。
参加してくれた皆さん、看護のお仕事体験は楽しかったでしょうか?
少しでも『看護のお仕事』に魅力を感じてくれたら嬉しく思います。
今回は暑い中、参加してくれてありがとうございました。
まだまだ暑い日が続きますが、体に気を付けて楽しい夏休みを過ごしてください。
9月22日(土)の学園祭もぜひ遊びに来てくださいね。