24.08.19

中学生の看護体験授業

8月6日、中学生を対象とした看護体験授業を開催しました。これは、公益社団法人富山県看護協会から委託された「看護普及推進事業」で、この体験を通して看護に対する理解と関心を高め、将来、看護師になる人が増えることを願って企画されたものです。この日は、元気いっぱいの中学生3名が参加され、「ヘルスアセスメント」と「赤ちゃんの特徴と観察・看護」の体験授業とミニ演習を行いました。

 

「ヘルスアセスメント」では、まず自分の心臓と呼吸の音を聴診器で聴きました。自分の元気な心臓音を聴いて目をまんまるにしていました。また、シミュレーション人形で、痰がたまっている人の呼吸音も聴き、健康な人との違いを聴き比べました。

 

【 ヘルスアセスメントの感想 】

  • 心臓のしくみがわかった。
  • 自分の心臓の音や肺の音が聴いてみると、心臓の場所によって少しずつ音が違っていた。

 

 

次の「赤ちゃんの特徴と観察・看護」では、新生児のモデル人形を使って沐浴(新生児のお風呂)体験をしたり、赤ちゃんの心音・呼吸音を聴きました。

 

 

【 赤ちゃんの特徴と観察・看護の感想 】

  • 実際に体験してみて、片手で赤ちゃんを支えながらの入浴は意外と大変でした。
  • 体験したからこそ、どれだけ大変なのかがわかった。
  • 心臓の音や肺の音は自分と胎児では速さが違っていました。(新生児は大人の約2倍です。)

 

 

 

 

最後に、ナース服の試着体験もしました。

高齢者モデルの「小春さん」と記念撮影!

【 体験授業を受けての感想 】

  • 初めて体験することが多くて楽しかった。
  • (聴診器を使うのは)初めてで、自分の心臓の音を聴くのは難しかったけど、何回かしてみるとうまく聴こえるようになった。
  • お盆に1歳のいとこに会うので、安心させられる抱っこをしてあげたい。
  • 人形の赤ちゃんは静かだけど、泣いたり暴れたりハプニングの時のお世話もしてみたい。(泣いて暴れているときはどうしたらよいか学んだので)
  • 看護師になるための勉強を頑張ろうと思った。