24.07.22
「高校生の一日看護見学」アドバイザー
7月1日(月)~12日(金)、県内18の公的病院で「高校生の一日看護見学」が開催されました。この「高校生の一日看護見学」は、富山県看護協会が高校生を対象に毎年実施している事業です。当学科の教員も5か所の病院で延べ9回、アドバイザーとして参加しました。
7月1日は富山県リハビリテーション病院・子ども支援センターで、7月5日は黒部市民病院で開催された「一日看護見学」では、高校生の皆さんは、2つのグループに分かれて「看護技術」と「手洗い」を体験していました。
「手洗い」体験では、感染管理看護認定看護師さんによる講義の後に、特殊なローションを使用して、アルコール手指消毒が効果的にできているかを確認しました。
「看護技術」体験では、人体シミュレーターを使用しての呼吸音・腸音聴取の他、心電図モニターの装着や心臓マッサージ、そして、自動血圧計を使用しての血圧測定を体験しました。会場は、和気あいあいとして、とても楽しそうな雰囲気でした。
当学科の教員は、アドバイザーとして「看護への道」について講義をしました。
高校卒業後に看護職に就くためには、看護系大学、看護系短期大学、看護専門学校(3年課程または2年課程)のいずれかにに進学し、国家試験受験を受け合格する必要があります。このように看護の入り口が多様であるのは、看護の魅力の一つです。
当校は3年課程の看護専門学校で、看護の現場の即戦力になり得る人材を育成することを目的としています。授業の3分の1が看護実習の時間であり、実践的な看護を学ぶことができます。
先輩看護師さんを囲んでの座談会では、高校生の皆さんは、看護師になって良かったことや勤務時間の合間の過ごし方、夜勤の様子など、具体的な質問をしており、関心の高さが伝わりました。
今回の体験が、高校生の皆さんの進路選択の参考になれば幸いです。
看護専門学校について、より詳しく知りたいと思われた方は、ぜひ、当校看護学科オープンキャンパスにご参加ください。