23.08.01

「高校生の1日看護見学」アドバイザー

富山県リハビリテーション病院・こども支援センターでの様子

高校生の1日看護見学(於:県内医療機関)」が、7月3日~7月14日にわたって開催され、当校の教員がアドバイザーとして参加しました。

当校は今年度、5施設(延べ9回)を担当しました。

 

この催しは、高校生が看護に対する理解を深め、看護職への進路選択の参考にしてもらおうと、富山県と公益社団法人富山県看護協会が主催で企画されたものです。

 

主な内容は下記の通りですが、医療機関によりそれぞれ工夫されていました。

①医療スタッフによる看護体験

②看護教員による「看護師への道」説明

③座談会

④個別進路相談(希望者)


 

 

黒部市民病院では、7月7日(金)と7月14日(金)の午後に2回開催されました。

新川地区在住者を中心に両日とも15名の参加がありました。

 

看護師の指導による人体シミュレーターを使用した「呼吸・脈拍・体温の測定」や「自分の心音・腸音」を聞く体験、血圧測定、AED操作や心臓マッサージなどの一次救命処置(BLS)体験し、シミュレーターから聞こえる音や自身の腸音を聞き、目を輝かせていました。

 

その他、感染管理認定看護師による「正しい手洗い」体験や、臨床工学技士指導による(自分自身の)心電図検査体験がありました。手洗い体験では、洗い残しがないかブラックライトでチェックしました。

 


 

「看護の道」として、看護職資格取得までのコースについて、当校学生の学内看護技術演習や、病院実習での様子を交えて説明しました。

 

 

座談会では、2~3年目の看護師が高校生からの質問「学生時代に辛かったことは?」「看護師として働いて嬉しかった体験は?」「高校生の今、しておいたらよい勉強は?」などに答えていました。