20.12.03
特別講義(難病) 2020.12.01
毎年、難病患者支援啓発事業として、当事者の方をお招きし、医療職を目指す学生にご講義を頂きます。今年の参加者は、看護学科2年生31名と作業療法学科3年生7名でした。
Yさんは、病歴や現在の状態をスライドに纏め、思いを学生に伝えて下さいました。
その中で、「笑って暮らすも10年、泣いて暮らすのも10年。あなたはどちらを選ぶ?と言われ、気持ちを切り替えることが出来た。」と医療職の言葉を紹介してくださいました。
Oさんは「病との闘い」と題し、ユーモアを交えて話してくださいました。
伝えたかったことは、同情はせずに、話を聴く、見かけで判断せず、「患者さんの気持ちをきちんと理解して欲しい。」であると。
【 学生からの質問と回答 】
Q、生活する中で何が一番辛かったですか?
A、色々ありましたが、女性の私が若くて発症したため副作用で変化する見た目が気になった。
Q、社会活動する中で不都合はありますか?
A、ストマ処置が出来る施設の整備が遅れているので進めて欲しい。
当事者からの強いメッセージを受け止め、臨地で出会う患者への看護に活かして欲しいと思います。