20.09.23
1年生 初めての臨地実習
コロナ禍で、今年は実習にも大きな影響がありました。
4月からの約2か月間、1年生は予定していた実習が延期となり、3年生は遠隔や分散登校での課題実習に取り組みました。
6月後半からは3年生の臨地実習が再開されましたが、コロナがまだ収束に至らず細心の注意を払いながら臨みました。残すところ2クールとなりましたが、最後まで全力で取り組んで貰いたいと思います。
一方、1年生は8月20日~21日の2日間、県東部の総合病院4か所に分かれ、延期していた初めての臨地実習(基礎看護学Ⅰ実習)に臨みました。
実習目的は、「医療を受ける対象を取り巻く環境、必要とされる看護は何かを理解し、看護実践に必要な基礎的知識・技術・態度を習得する」です。
「病院とはどんなところ?」
「患者さんはどんな気持ちで、どんなふうに過ごしているのか?」
「看護師はどのように患者さんと関わっているのか?」 などなど
未来の自分の姿を思い描きながら、臨地ならではの学びを得ようと懸命に指導看護師の後を追う学生でしたが、そのスピードには付いていけなかったようです。
無事に臨地実習を終え、週明けは学内で実習のまとめをしました。
「これでいいかな?!」
1. 病院・病棟の役割と機能および構造
2. 患者の入院生活の実際
3. 看護活動の実際
についてまとめました。
最後に、グループごとに実習のまとめを発表しました。
「私たちが実習させて頂いた病棟では………」発表時間は7分!緊張します!
学生の声
・患者さんの一番身近にいる看護師の存在は、患者さんにとって大きいものだと実感した。
・病棟には、患者さんを守るための機能が備わっていると実感した。
・看護師は患者さんのことを常に考えていると感じた。
・患者さんに声をかけながら表情を伺いながら、援助を実施していた。
・挨拶から始まるコミュニケーションは、看護師と患者間の信頼関係を構築するうえで大切なこと
だと感じた。
・新型コロナウイルスの影響で面会が制限され、患者さん・ご家族共に寂しさを感じていた。
そのため、ベッドの側に家族写真を置き、少しでも淋しさを減らしてもらおうと工夫されていた。
素直な学びがたくさんありました。
今の気持ちを忘れずに次のステップに進んでください。